《あなたも安定の8割⁉》 共通テスト「国語」すぐに点数が上がる楽な解き方と考え方を解説
こんにちは、みっしーです!
いきなりですが、「国語」って難しくないですか?
数学みたいにたった一つの答えが定まるわけじゃないですし、
社会系みたいに暗記さえすればどうにかなるわけじゃない。
さらに、テストごとに違う文章が出されている中で、評論・小説(随筆)・古文・漢文の4種類の文章を80分で裁く必要があります。
これらのせいで点も上がりにくい、時間も足りない、だからやる気も出ない。
わかります。とても分かります。
なぜなら私も国語が苦手で非常に悩んでいる時期があったからです。(平均点なんか余裕で切っていました…)
そこでこの記事では、実際に共通テスト「国語」で8割を取った私の解き方や経験を、国語をどう解けばいいのかわからない人に向けて解説していこうと思います。
「国語」ってどう解けば点数があがるの?
ひとまとめに国語といっても、「評論・小説・古文・漢文」の4つで国語の問題は構成されています。
早速、本題ですが私がおすすめする共通テストの解き方を紹介します。
漢文→古文→評論→小説の順番で解くべし!!!!
私はこの順番で解き始めただけで点数が約20点は上がりました。
え、これだけ?どうせ嘘だろう。
待ってください!!そう言いたくなる気持ちもわかります。
しかし、こんなことでも点数アップにつながるんです笑
なぜこの解き方なのか、どこがほかの解き方と違うのかについて「評論・小説・古文・漢文」の特徴を挙げながら解説したいと思います。
「評論・小説・古文・漢文」それぞれの特徴
①漢文
主に一つの長い文章で構成されるか、二つの文を比較する形で構成されているかのどちらかで出題されることが多く、
文章のパターンとして、「道理や義(良いこと)に対する賞賛」「歴史的事実」「故事成語やことわざの成り立ち」「政治について」があげられます。
漢文は他3種に比べて文章も短く、文章のパターンがわかりやすく、先を予測しながら読みやすいため。内容を理解しやすく解答をまとめやすいという特徴があります。
これらの特徴からよほど高難易度のものが出題されない限りは、句形を理解していれば短時間で高得点が狙えるお得な問題となっていることが多いんです。
なれてくれば、たった10分で50点満点なんてことも可能になります!!
②古文
古文は問題によって受験生にとって難易度がかなり上下します。(苦手な人も多いんじゃないですか?ちなみに私は古文が嫌いでした。)
しかし、出題されている問題の文章パターンを把握すれば比較的すんなり文章が理解できる場合があるんです!ここでは主に3パターンを紹介します。
仏教+無常
鎌倉時代のものがこれに当たります。
「仏はすごい!仏はこんなこともしてくれる」という文章パターンもあれば、
「世の中辛すぎるだろ。出家してやる!」みたいなパターンもここに当てはまります。
先が予測しやすい文章になっていることが多いです。
歌物語
伊勢物語などがここに当てはまります。このパターンは非常に簡単で、
「〇〇さんの歌うまいねー、すばらしい!みんなでほめたたえよう」となっている場合が多く非常にわかりやすくなっています。
このパターンは和歌がわからなくても比較的に文脈を読み取れば点を取ることが可能です。
日記
これです。このパターンが古文嫌いの学生を大量発生させている原因のパターンです。
こちらはもともとが日記であるため、独り言のようなもので言葉が抜けたり、主語がなかったり、敬語を間違えていたりでもうやりたい放題です。
このパターンが来たら漢文で稼いだ時間を存分に使って問題を解くことを覚悟する必要があります。
以上の他にもパターンはありますから、その都度メモを取って残しておくと後で役に立つかもしれませんね!古文はパターン理解でもっと楽に点は稼げます。
③評論
現代文といえばこれですよね…評論に私はかなり苦労させられました。(模試で嫌すぎてノーマークで提出したことも…)
国語が苦手だったり、点が伸びない人は主にここが苦手な人が多いのではないでしょうか。
私は評論を解くにあたって大事だと考えていることがあります。
「速さ・筆者の意見の把握」の2つです。
速さ
評論は文章量が本当に多いです。だらだら読んでいたら全く終わらないしせっかく稼いだ時間も無駄になり、結局最後に残した「小説」に時間がけられず終わることになります
ただ文章を早く読むというのは、そんなにすぐ身につくものではありません。
しかし、「早く読む」のではなく「早く読みやすくする」ことは工夫さえすればすぐにできます。
評論は主に下記の形になっています
「筆者の意見→その根拠→反対意見に対する意見→改めて筆者の意見」
上記の形をメインに筆者の考える各項目の大事な部分をわかりやすく説明するために例えや説明が付け加えられます。(最初から簡単に書いてくれよとも思いますけどね…)
例えや説明はあくまでもわかりやすくしているだけなので、意見が理解できればそこまで丁寧に読まなくてもいいのです。
また、例えや説明は大事な部分を詳しくしていると説明しましたよね?
つまり例えや説明の付近に筆者の意見が隠れていると考えられます。
以上のことから、筆者の意見を把握しながら、たとえや説明を軽く読み飛ばしながら周辺に意見が隠れてないか注意することで、
理解しながら、読む速さが何倍も速くなります!!!
筆者の意見の把握
文章を読んでいてよくあるのが、
「ずっと読んでるけど何が言いたいんだ?」と訳も分からずとりあえず読みすすめてしまう。これ共感してくれる方多いのではないでしょうか。
これずっと続けていても力もつかないし、点数も伸びません。
そこで私がおすすめする解き方は、「キーワード+2項対立チェック」というものです。
筆者は評論を自分の意見を伝えるために書いているのですから、何度も同じ主張をして読者に伝えようとします。
そのため文章中には、同じ単語や同じ意味の言葉などがちりばめられています。
それをキーワードとしてマークを付けておくことでパッと見たときにどこに大事なことが書いていて、何が大事なのかが一目でわかるようになります。
また、2項対立(例えば、「大きい↔小さい」「多い↔少ない」など)
これらは筆者が自分の意見を何かと比較するときにかなりの頻度で使用するため、2項対立はかなり重要なキーワードになります。
以上の二項目に注意すれば今よりは点数は上がると思います!
しかし、すぐにできることでもないので、過去問を使うなどして練習をしてみてはどうでしょうか?
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④小説
皆さんこういう経験ないですか?
「あれ、この小説おもしろいぞ、この主人公いい人だなー」って読んでいるうちに受験生から普通の読者になっちゃてたーみたいな経験。
こうなってしまったら、作者の意図にはまって問題が解けなくなります。
わかります。確かに小説は面白いですよね。笑
ただこれは試験のための勉強です。点を取りにいく必要があります。
ですが、小説って勉強の仕方わからなくないですか?
そうなんです。小説は他の3種に比べて、案外センスだけで高得点を取っちゃう人も現れてしまうんです。
センスがあれば高得点、なければ低得点。
そんなひどいことあってたまるか!!というわけで小説の点数を上げるコツを紹介します。
最重要人物の感情変化
主に小説はこの感情変化がその原因とともに出題されることが多くなっています。
私のお勧めする解き方は、文章を読みながら最重要人物(主人公とは限らない)、その人物の周りで起きた出来事、そこにかかわった人物の行動を
メモやマークでわかるようにしておくというやり方です。
感情が変化する人物と、その変化を起こすスイッチとなるものを把握してくださいね!
ガンガン読み飛ばす
小説は文章の量に対して、問題を解くうえで必要となる部分がかなり少ないので、文の内容を把握できるレベルであれば読み飛ばした方が効率よく得点がとれます!
しかし読み飛ばすうえで必ず上記の最重要人物の感情う変化とその周りの出来事には注意してくださいね笑
(私は何も考えず読み飛ばしまくって結局読み直しになって時間ロスした経験があるので…)
「漢文→古文→評論→小説の順番で解くべし!!!!」についてその理由
ここまでそれぞれの特徴を述べてきましたが。
私は読者の方々の解きやすい解き方があるのならそれが一番だと考えています。
しかし、このままでは点が伸びない、ちょっと工夫して解いてみたいという人に上記の解き方をお勧めします。
なぜこの並びになるのかについての主な理由の一部はすでに説明している部分にあります。
それは「漢文が速く高得点を取りやすい」「小説に入り込んでしまう可能性があるが、読み飛ばしができる」この2つの要因がこの解き方に大きく関わっています。
大げさに解説すると「評論・小説・古文・漢文」にそれぞれ20分の時間を配分するとしたら、
漢文を10分で終わらせて、古文、評論に30分じっくりかけて、読み飛ばしを駆使して小説を10分で片づけます。(古文が簡単ならさらに現代文に時間をかけられます。)すると、高得点をとれるとは思いませんか?
仮に「評論・小説・古文・漢文」の順で解いたとすると、
評論・古文で時間をかけてしまえば、簡単にできるはずの漢文で焦ってしまい、得点源である漢文で思わぬミスを誘発します。
まとめ
ここまで共通テスト「国語」の解き方について説明してきました。
自分なりの解き方があるならそれが一番です。
しかしそれでつまづいたり、なやんでいるなら、
「漢文→古文→評論→小説の順番で解くべし!!!!」
を実践してみてはどうでしょうか。問題集で練習するのはどうでしょうか?
読者の皆さんの高得点を応援しています。
質問や悩みがあれば、画面下の「お問い合わせ」または「twitter」にてお待ちしております。
それでは。